album
ジャズ、ボサノヴァ、クラシック、トラディショナル・フォーク・ソングをベースに、7弦ギター、エレクトリック・ギターによる演奏を行っているギタリスト、坂ノ下典正。坂本龍一、ゴンチチ等の音楽家に評価され、原美術館などでライブを行っているデュオ、the sleeping beauty。東京・青梅にある「MANSIKKA antiques」の店主でベーシストの濱田敦司。そして、写真、映像作品を中心に空間、パッケージ・デザインまで含めた制作を行っているアーティスト、山口明宏。
2020年、MANSIKKA antiquesにてライブ・コンサートを予定していたが、新型コロナウィルスのため無観客ライブ・レコーディング・プロジェクトに軌道修正し、アルバム『靄を漕ぐ -Row the haze-』を制作。その収録曲はApple Musicのオフィシャル・プレイリスト「Pure Focus」などにピックアップされた。
その後、観客を入れたMANSIKKA antiques、東京・尾山台の「fluss」、山梨県・北杜市の「sun.days.food」等でライブ演奏を行うなか、同じメンバーで次のアルバムを制作することを決意し、新しいユニット名「USVA(ウスヴァ)」として活動をスタート。
2024年、再びMANSIKKA antiquesに集まり、2日間でライブ・レコーディングを敢行。それに、坂ノ下典正のプライベート・スタジオで収録された3曲をあわせ、10曲を収録した新作『窓の絵画 - I Can See Your Scenery』を2025年にリリース。
Members
Sakanoshita Norimasa
1976年生まれ。
音楽の基礎にと, 幼少時からピアノの習得を勧められる。高校でクラシックギターに触れ、セゴビアやタレガなどの近代音楽に傾倒。 大学時にジャズや即興音楽に触れ、ライブ活動を開始。卒業後拠点を東京に移し、ジャズ、ボサノヴァ、ポップス、即興など多種多様なジャンルで演奏。 映像や絵画、舞踏、朗読、料理など他表現とのコラボレーションを多く行う。
バンド"Echostics"名義では、作曲・アレンジを担当し、雑誌"ecocolo"主催の"WordsGarden"、Art Re-public Tokyo主催の"創造公園渋谷”ドキュメンタリー映画祭"DOCU Memento"など多数アート系イベントに参加。7弦ギターでの演奏を基軸に都内に留まらず全国各地で活動中。
www.instagram.com/sakanoshitanorimasa/
the sleeping beauty
東京を中心に活動する、田村みどり、田村示音のデュオ。これまでに『no sound and no silence』、『liv』、『auguries』、『empty playground』をリリースし、ミュージアム・ショップやセレクト・ショップにてロングセラーを続ける。 2008年11月、原美術館でライブを行い、その後もカフェ、ギャラリーなどで演奏している。 2018年、坂本龍一がニューヨークのレストランのために作成したプレイリストにて『auguries』収録曲が選ばれた。 2021年1月、原美術館のオンライン配信企画 Hara X「 “ひかりの感触” the sleeping beauty , 塩塚モエカ」に出演。
www.instagram.com/the_sleeping_beauty_official
MANSIKKA antiques (濱田敦司)
国内外から蒐集した古いものや、作家作品を主として取り扱うセレクトショップ。2014年よりウェアハウスのセルフリノベーションを繰り返しながら、東京都青梅市の自然豊かなロケーションの中で静かに佇む。近年ではアートギャラリーや撮影スタジオとしての店内利用や空間演出に携わる機会も増え、枠に囚われない独自のスタイルを日々追求している。
山口明宏 (アーティスト・写真家・映像作家・デザイナー)
神奈川県小田原市生まれ。主な被写体は花と人、そこに含まれる景色。自身が関わる全てを写真機で記録し、それを元に作品を制作している。制作手法は写真・映像・コンピュータプログラム・音楽と多様で、成長と希望をテーマにした自身の処女作「Littlegrowth」から一貫して、内省的な世界感を詩的に表現しつづけている。