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山口県萩市生まれ。6歳からピアノを始める。大学在学中よりオリジナル曲を書き歌い始める。1995年、ギターの現高橋ピエール、パーカッションのトガゼンと共に「bossa 51」を結成し、1998年から2002年までに3枚のアルバムをリリース。2 0 1 4 年4月初ソロアルバム「貝のふた」を自主レーベルPoisson Dans L'eau Musiquesより発売。2020年5月2ndソロアルバム「mon jardin -モンジャルダン(私の庭)-」を同レーベルよりリリース。

1996年に『Sound & Recording』主催の「エコール・ド・坂本龍一」に入賞した後、活動を開始。『no sound and no silence』に収録された楽曲「祈る言葉」は、エスピリトにカバーされ、アルバム『セラフィン』(1999年ブラジル・ディスク大賞)に収録される。
2枚目の作品『liv』は、各地の美術館に併設されたミュージアム・ショップを中心に、アンビエント/エレクトロニカ/現代音楽のCDを扱うショップにてロングセラーを続ける。ピアノ、ヴォイス、アコーディオンによる『liv』収録曲は、NHK「世界美術館紀行」、NHK Hi Vision「岡本太郎〜全身で過去と未来を表現した男〜」など、多くの美術番組にて使用されている。
2008年11月には、3枚目の作品『auguries』の発売を記念して、原美術館にてライブを行った。

1998年に、ドイツのレーベルKaraoke Kalkからファースト・アルバム『Wunder』をリリース。ジャズの女性ボーカル、ストリングス等をサンプリングした音源と、音響処理された音やリズム・トラックが有機的に絡み合ったサウンドで、多くの音楽家に衝撃を与える。まだ、エレクトロニカという言葉さえ馴染みのなかった時代に、「オーガニック・エレクトロニカ」という呼称を与えられる。
その後、Wechsel Garland(ヴィクセル・ガーランド)名義にて、ドイツのMorr Musicからアルバム『Wechsel Garland』(2000年)、Karaoke Kalkからアルバム『Liberation Von History』(2002年)をリリース。また、日本のP-VineよりWorld
Standard(鈴木惣一朗)との共作アルバム『The Isle』もリリースしている。2005年にKaraoke Kalkからリリースされたコンピレーション・アルバム『Karaoke Seeds』には、日本のSoraとの共作「Spring」が収録されている。
また、親交のある音楽家よりリミックスを依頼されることも多く、レイ・ハラカミ、Child's View(竹村延和)、Sora、Silent Poets、平井堅、Tied & Tickled Trio、Donna Regina、Mike Ink、Haujobb、Anthony Rother、Calexico、Gustavo
Ceratiなど、多くのリミックスを提供している。
ドイツでは、TVの音楽チェンネル「VIVA」関係の仕事も行っており、1999年、2000年と連続でアート・ディレクター・クラブ賞を受賞している。その他、ダンス・シアター・カンパニーArrazzo Tanztheaterの『This Very Moment』や、ショート・フィルムへの楽曲提供を行うなど、多彩な活動をしている。

ekipoa (エキポア)
2001年、シンガーソングライターとして様々な形態で活動していた持田裕子を中心に集まったユニット。多方面で活躍するメンバーによるサウンドは、ジャンルを超え、多彩かつ普遍的な魅力を持つ。
持田 裕子(もちだ ひろこ)
70年代ポップス、MPB(ブラジルポップス)他、ジャンル問わず、ポップかつスピリチュアルな要素のある音楽に共鳴し、作詞作曲をはじめる。弾き語りやユニット等でライブを行う傍ら、作家としてもアーティストに楽曲提供。1997年 ミニアルバム『Way of water』発売。2001年 ekipoa結成、2005年8月 『愛のうた』発売。